我慢を忘れた日本人
ブルーレイのHDD容量がいっぱいになってきたので
放置してた録画をこの休みに一気観することにした。
とりあえず一話も観ていない連ドラを観ようと思い、
昨日が終戦記念日だったこともあり、
2年ほど寝かしたであろう「この世界の片隅に」を1話から最終話まで観た。
評判通りのいいドラマでした。
あの時代に生きた人なら誰もが体験しているような、苛酷だけど日常的でとても現実に近いお話。
戦時中の物語やドキュメンタリーを観るたび、自分たちはいい時代に生まれたと痛感する。
ひもじい思いをしたことないし
高額でなければ欲しいものは大概手に入るし
死の恐怖と隣合わせで生活するなんてこともない。
しかし、こんな幸せ過ぎる日々が当たり前の日常となると幸福ではなくなる。
毎度、反省しきりです。
それはそれとして、最近の呆れる報道
埼玉や大阪でおきてる、コロナ患者宿泊療養施設での脱走、無断外出。
外出したい気持ちは分かる。施設側も体制の改善が必要と思う。
だけど、2週間・・暇で息が詰まりそうになるかもだけど、
そんなに我慢できないかな。
あれは療養という名の隔離で、快適ホテルライフとは違う。
自宅みたいに欲しいモノも自由もない。でも隔離だから。
2週間の隔離という我慢に耐えられない脱出野郎たちは一度戦地に行ってみればいい。外が危険なら1か月でも我慢するはず。
中年男たちのようですが、危険因子の自分が外出することで他人を危険に晒す意識はないようで・・世も末です。
戦時中には考えられないような
こらえ性がない、我慢すべき時に我慢できない人間が
今の日本にはいる。
残念だけど・・・