見上げてごらん 夜の星を・・
私なんかから見たら羨ましすぎる人生です
恵まれた容姿と才能
安定の地位、名声
人に感動を与え、人から愛され、頼りにされ
眩しいくらいの完璧な人生を歩んでらっしゃった
しかし、
光が眩しければ眩しいほど裏には暗～い闇（苦しみ）がある？
これってブラックホールの原理？
アインシュタインよ、おしえておくれ
わたしは物理が超苦手🙅だけど、
この世の生きとし生けるものは 数学、物理学、天文学の法則の影響を受ける
というのはなんとな～く分かる。
だって果てしなく広がる宇宙の中にある無数の銀河のひとつである銀河系の中の
ごく一部分の太陽系の中のひとつの惑星にすぎない地球の表面で
ちょこまかしてる小動物に過ぎないわたしたちなのだから
生きるのに疲れたら
夜空の星を見上げて
主体を自分ではなく宇宙に置いてみる
目に見えてる星々のずっと向こうからこっちを見る図ってのを想像してみる
自分を取り巻く環境がどれだけ矮小か
自分自身がどれだけ虫ケラか
いや、宇宙規模でいえば分子？粒子？（もうわかんない）
昔、しまじろうの付録（ベネッセの教材）の望遠鏡で
娘と一緒に満月を覗いたことがある。
プラスチックの簡素なものだけど、よくできていて
ちゃんとピントを合わせれば月のクレーターまでよく見える。
夜にマンションのベランダから望遠鏡をのぞく親子
向いのマンション住人から見たら、ただ怪しい
月を覗いた娘が「なんか怖い」と言った。
月をハッキリ見ると怖く感じるんだそう・・
何となく分かる気がした。
怖い、って表現、自分が感じてたのとあながち遠くない。
ぼんやり見えるおっ月さんは綺麗だけど
暗黒の空にクレーターごとハッキリ浮かんで見えるおっ月さんは不気味
自分の住処があちら（月）ではなくこちら（地球）でよかったって
安堵したりして
今いる世界がどれだけの奇跡的な確率で存在しているのか
ここで生まれて生きていることがどれだけラッキーなことなのか
考えてみたり
体は宇宙には行けないけど宇宙に想いを馳せることはできる。
そのときだけは世界を客観視できる。
明日はまた同じ日常で同じようにしんどい思いをするだろうけど
一旦リセットできたら、ちょっとだけ余力がある気がする。
今年の十五夜は10月1日（木）だそうです。
今のところ雨は降らなさそう
一時（いっとき）、夜空を見上げて
堪能してみてはいかがでしょうか
